Roots of OK;OKが取り上げた名曲たち
(解説:OKタナカ)
  STRAY CATS

御存知ロカビリーを現代に蘇らせたNYロングアイランド出身のバンド。
ブライアン・セッツァー、リー・ロッカー、スリム・ジム・ファントムのトリオは
ヒット曲を連発し世界に魅了し、数々のフォロワーも出現させた。
80年に英アリスタ・レコードよりデビュー、93年のアルバムを最後に解散。
03年にリユニオン・アクトを行った勢いでか、04年夏にはヨーロッパ・ツアーを行う予定。

●「涙のラナウェイボーイ/Runaway Boys」
彼等の記念すべきデビュー曲。
シャッフルビートにシンプルなリフ、スラップにシャウト、ネオロカビリーの要素が凝縮されたワイルドなナンバー。
英チャートで最高位9位。
OKがロカ色を強めるきっかけになった曲でもある。

●「あこがれのブラックキャディラック/Look at that Cadillac」
サードアルバム「Rant n' rave with the stray cats」からの3曲目のシングル。
サックスやピアノがフィーチャーされたブギウギな曲。 米チャート最高位64位 。
このアルバム発表後一度目の解散をする。OK初期サックス奏者在籍時代の代表曲。

●「一度だけの青春/How long you wanna live, anyway?」
同じくサードアルバムに収録された曲。
彼等は各アルバムで一曲スタジオライブ録音をしているようだが、サードではこの曲が一発録りされた。
とはいえライブでこの曲をやってるのを見たことがない。
スタンダードな8ビートロックンロール。

●「ジーナ/Gena」

再結成後の89年にリリースされた5thアルバム「Blast Off」からのセカンドシングル。
バディ・ホリーの『ペギー・スゥ』を彷佛とさせるリズムがキャッチーな一曲。
彼等のレパートリーの中ではかなりポップな仕上がりになっている。


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